部屋探しをおこなう際、資料に書いてある表記から部屋の広さをうまくイメージできると、希望の住まいをスムーズに探せるようになります。
「畳」で表された広さが具体的にどれくらいなのかは、部屋探しを始める前に一度確認しておくと良いでしょう。
今回は、20畳のリビングの広さは何坪にあたるのかにくわえ、その部屋のメリットとデメリットもご紹介します。
20畳のリビングの広さは何坪にあたる?
1坪は約2畳にあたるため、20畳を坪数に換算すると約10坪となります。
約10坪の面積は学校の教室の半分程度の広さに相当し、リビングの広さとしては十分な部類です。
ただし「畳」で表された面積を調べたい場合、基準となった畳の種類には注意が必要です。
畳には中京間や江戸間、団地間などいくつかの種類があり、それぞれで1枚あたりの大きさが変わります。
このため、20畳が何坪になるかというと、中京間なら約10坪となり、江戸間や団地間だと9坪前後になります。
どの畳が基準とされるかには地域差があるため、部屋探しをおこなう前に主な畳の種類を調べておくと良いでしょう。
広さが20畳あるリビングのメリット
20畳のリビングでは、テレビやテーブルなど最低限必要なものを置いてもスペースが余りやすく、ソファを2台並べたり、観葉植物なども設置できたりできます。
家具家電やインテリアなどのレイアウトにもこだわることができ、見栄えや動線を意識した素敵なリビングを作れます。
希望の家具家電やインテリアなどをすべて置いても部屋には開放感が生まれやすく、室内でのびのびとくつろげるでしょう。
広くて素敵なリビングがあればホームパーティーも気軽に開け、家族や親戚、友人や知人たちと楽しい時間を過ごせます。
さらに、広いリビングは窓が多くて大きい傾向があり、日中は照明をつけなくとも室内が明るいことが多いです。
広さが20畳あるリビングのデメリット
リビングの広さが20畳ある場合、テレビやテーブルなどをバランス良く配置しないと、空間が余ってどことなく寂しい印象の部屋になってしまいます。
狭いリビングよりもレイアウトのハードルが高く、部屋づくりが手間に感じられる場合もあるでしょう。
また、広いリビングではエアコンの効きも悪くなり、室温が設定温度に達するまでに時間がかかります。
それだけ光熱費もかさみやすく、冷暖房を使う季節には家計が圧迫されることも多いです。
さらに、室内が広いと掃除の手間が増えてしまい、家事に時間を取られてしまう傾向もあります。
まとめ
20畳のリビングの広さは約10坪に相当しますが、畳の種類によって広さは変わってくるため注意が必要です。
20畳のリビングには、ものを置きやすいなどのメリットがありますが、良いレイアウトにするには手間がかかるなどのデメリットもあります。
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