賃貸物件でペットを飼われている、もしくは飼いたい方は多いと思います。
ですが、賃貸物件でペットを飼う際に注意したいことがあります。
ここでは猫を例に、賃貸物件でペットを飼う場合に注意したい鳴き声、におい、爪とぎの対策をご説明します。
賃貸物件での鳴き声対策
ペット可の賃貸物件の場合、先に入居されている方もペットを飼われている可能性が高いでしょう。
そこで気になるのが自分のペットも含む周りのペットの鳴き声です。
鳴き声自体は猫よりも犬のほうが大きいですが、猫は本来夜行性であるため、夜に鳴いたり騒音がストレスとなるかもしれないのです。
鳴き声は主に壁や窓などから隣に響くので、吸音パネルを貼って対策ができます。
また、入居時に左右、上階下階の居住者へあいさつに伺いましょう。
猫を飼っていること、鳴き声などで迷惑をかけるかもしれないこと、問題がある場合は進んで対応したいと思っていることなどを伝えましょう。
賃貸物件でのにおい対策
ペットのにおいは独特なものです。
においの原因は、ほとんどが体から出る汗などの分泌物や老廃物が酸化して発生する雑菌です。
汗をかかないペットがほとんどですが、体から出る分泌物や老廃物といった便や尿のにおい、独特のにおいがするエサなどは注意しましょう。
雑菌は高温多湿な環境で繁殖します。
におい対策のために、部屋を換気して空気を入れ替えることでペットのにおいを外に出し、湿気を溜めないようにしましょう。
また、ペットのエサやトイレなどを常に清潔にしておく、カーテンやカーペットなどの繊維製品のこまめな洗濯も有効です。
それでもにおいがする場合はペット専用消臭殺菌スプレーを使用する方法もあります。
賃貸物件での爪とぎ対策
賃貸物件で物理的な被害を与えるのは猫の爪とぎでしょう。
賃貸物件は退去時に原状復帰が必要なので、物理的被害は頭が痛い問題です。
猫が爪をとぐ理由は、自分の縄張りを主張するためのマーキング、爪への刺激でストレス発散、などです。
爪とぎは猫の本能に基づいた行動なのでやめさせることはできませんが、対策することで被害を防げます。
猫の爪をこまめにチェックし、伸びてきたら早めに爪を切るようにしましょう。
爪を切っておけば、壁やソファで爪をといでしまっても、軽傷ですみます。
また、猫が好んで爪とぎをするのは、室内ドアのすぐ横の壁、猫トイレのすぐ横の壁、壁の角などです。
爪とぎされる場所に、爪とぎ用製品を設置し、猫が爪をとぐ素振りを見せたら爪とぎ用製品へ誘導しましょう。
何度か繰り返せば猫も爪をといで良い場所を覚えます。
爪とぎしてほしくない場所には、表面がツルツルしたシートやビニールクロスを貼って防止可能です。
まとめ
今回は猫を例に挙げましたが、どんなペットでも家族の一員です。
家族のことで周りに嫌な思いをしない・させないようためにも、しっかりと対策しましょう。
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