室内に内階段があって広さも感じられるのが、メゾネットタイプの賃貸物件です。
デザイン性の良さなどいろいろな魅力がありますが、デメリットと言える部分も実はあります。
短所と言える部分も知っておくことで、冷静に物件を見つけていくことができます。
そこで、このタイプの物件の特徴などについて説明したいと思います。
メゾネットタイプの賃貸物件とは
メゾネットタイプの室内を見てみると、内階段が設置されています。
二階があり、二階建ての一軒家に住んでいるような気分に浸ることができます。
ロフト付きの物件と同じではないかと思われがちですが、ロフトは屋根裏部分を居住空間にしています。
メゾネットでは上の階は居室なので十分な広さがありますが、ロフトは多少狭く感じられます。
またロフトよりも天井が高く、窓が設置されています。
天井に頭をぶつけないように行動する必要もなく、明るい空間で快適に過ごすことが可能です。
メゾネットタイプの賃貸物件を借りる場合のメリット
ワンフロアになっている物件と違い、メゾネットタイプは2つの階層になっています。
全く違う雰囲気の生活空間にできるというメリットがあり、和モダンとヨーロピアンスタイルなど全く雰囲気の違う空間にコーディネートすることが可能です。
また小さな子どもがいる家庭の場合、ワンフロアだと走ると下の階の住民に迷惑をかけてしまいます。
2階を子ども部屋にすれば、少し走ったりしても下の階に足音が伝わりにくくなります。
また2階に窓があるので、風通しと彩光の効率がよく、開放的な気分で過ごすことができます。
メゾネットタイプの賃貸物件を借りる場合のデメリット
メゾネットタイプの賃貸物件のなかには、1階に洗濯機を置くようなタイプがあります。
もし2階に洗濯物を干すバルコニーやベランダがあれば、移動が面倒になります。
家事動線が長くなってしまうという点は、生活をしていく上でのデメリットと言えます。
また寒い時期になるとエアコンを使用しますが、暖かい空気は上に昇っていくという性質があります。
冷暖房の効率が悪く、場所によっては暑さや寒さを感じてしまうこともあります。
快適に暮らしていくために、寒さが厳しい時期にはホットカーペットを併用するといった工夫が必要です。