賃貸物件を探すとき、間取りや立地と同じくらい重視するのが部屋の階数だという方も多いのではないでしょうか?
1階よりも2階や3階が良いという方もいれば、生活音が気にならない最上階が良い方もいるでしょう。
しかし、賃貸物件の最上階には家賃や見晴らしなどでデメリットや注意点があります。
賃貸物件の最上階は、どんな点に注意が必要なのか紹介します。
賃貸物件の最上階は家賃が高い!低・中層階とどれくらい変わる?
賃貸物件の最上階のデメリットの1つに、家賃が低・中層階と比較して高いことが挙げられます。
同じ賃貸物件でも、1階と最上階では大きく家賃の額が変わることも。
それだけ、最上階の部屋は人気があるからです。
最上階にこだわらないのであれば、中層階の部屋が空いていないか確認すると良いでしょう。
2階から5階と6階以上でも、家賃の額が変わることがあります。
最上階は見晴らしが良い?実際に見てみる必要がある!
賃貸物件の最上階を選ぶ理由に、見晴らしが良く周りの建物が気にならないというものがあります。
確かに、最上階は低・中層階にくらべて見晴らしが良いことがほとんどです。
しかし、周りの建物がその賃貸物件より高ければ、眺望が遮られることもあります。
また、周りの建物が賃貸物件よりも高い場合、最上階であっても周りの建物から部屋の中を見られてしまう可能性があります。
本当に見晴らしが良いか、周りの建物から部屋の中が見えないか、内覧して確認しましょう。
賃貸物件の最上階のデメリットはまだある!最上階はやはり暑い?
賃貸物件の最上階は、冬は寒く夏は暑いデメリットがあります。
マンションによっては遮熱効果のある窓が採用されていて、最上階でも住みやすい物件もありますが、遮熱効果のある窓が採用されていない物件は冷暖房代が高額になることがあるでしょう。
また、エレベーターの待ち時間が長くなることがあるのも難点です。
高層階になるほど、エレベーターの待ち時間は長くなるので、出掛ける時は時間に余裕を持って準備する必要があるでしょう。
災害などの影響を受けやすいのも最上階のデメリットです。
地震や暴風で建物が揺れたとき、低層階はそれほど揺れを感じなくても、高層階になるほど大きな揺れを感じます。
万が一、建物から逃げなければいけない災害がおきた場合、逃げるのが1番遅くなるのも最上階のデメリットです。